間接照明 – WOODONE(ウッドワン)マガジン|広島の住宅建材メーカーWOODONE(ウッドワン)が発信する住宅オウンドメディア /media WOODONEマガジンは“地球と人に価値ある木の空間を“をテーマに暮らしに役立つ情報を配信しています。 Mon, 02 Dec 2024 07:33:14 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8 キッチン照明の選び方!おしゃれな空間演出の事例もご紹介 /media/cat05/2448/ Fri, 22 Dec 2023 02:00:02 +0000 /media/?p=2448

システムキッチンとセンス良く吊ってあるペンダントライト

キッチン照明はお料理や片付けを快適にするだけでなく、インテリアのおしゃれ度を左右するキーアイテムでもあります。選び方ひとつでより洗練された空間を作ることができるでしょう。

そこで今回は、キッチン照明の種類、選び方のポイント、事例をご紹介します。照明選びの際にはぜひご参考にしてくださいね。

キッチン照明の種類

キッチン照明は主に4種類あります。「シーリングライト」「ペンダントライト」「ダウンライト」「スポットライト」のそれぞれの特徴について解説します。

シーリングライト

天井に取り付けられたシーリングライト

天井に直接取り付けて、空間全体を均一に照らす器具をシーリングライトといいます。

以前は、蛍光灯タイプのシーリングライトが主流でしたが、最近では、寿命が長く消費電力を抑えられるLEDシーリングライトが主流となっています。

小型なものもあるので、設置スペースに合わせてサイズを選定しましょう。

ペンダントライト

クリスタルのようなペンダントライト

ペンダントライトとは、天井からコード、チェーン、ワイヤーなどで吊り下げる照明器具です。中でも光源がたくさんある多灯で装飾性が高いものを特にシャンデリアと呼びます。

ペンダントライトは光の届くエリアが限られ、特定の範囲を照らすのに向いています。そのため、スポットライトやダウンライトといった他の照明と組み合わせて十分な明るさを確保する事が多いです。

ダウンライト

鏡に反射するダウンライト

天井に埋め込むタイプの中で開口が小さいものをダウンライトといいます。

器具の存在を感じさせずに空間を明るく照らせるため、住宅用や店舗用の照明器具として多用されています。

同じダウンライトでも器具によって、空間全体を照らすタイプと主に壁面を照らすタイプ、局所を照らすスポットタイプに分かれます。

スポットライト

壁に取り付けられたスポットライト

特定の場所を集中的に照らすための器具をスポットライトといいます。照明の光を壁面に反射させ間接照明として使われることもあります。

ダクトレール(配線ダクト、ライティングレール)や天井や壁に照明を取り付けるフランジという器具を利用して設置します。

おしゃれなキッチンを実現する照明選びのポイント

適切な明るさか確認する

光の明るさを表す指標として、「ルーメン(lm)」や「ルクス(lx)」が用いられます。どちらも数値が大きいほど明るいものとなります。

ルーメンは、照明器具から放たれる光の量を表す単位です。キッチンの照明の目安としては、1畳×400ルーメン(lm)とされています。

ルクスは、照らされた場所の明るさ(照度)を表す単位です。具体的には300ルクスが一般的な蛍光灯の明るさに相当します。

日本産業規格(JIS)が推奨する照度基準では台所全般で100ルクス、調理台や流し台で最低300ルクスが必要とされています。

包丁で食材を切ったり作った料理を盛り付けたり、洗い上がった食器の汚れをチェックしたりと、キッチンで行う手作業は「見えやすさ」が大切ですから、先述した指標や、照明が設置できる場所、照明器具の素材や形状も考慮して手元が適切に照らされるものを選びましょう。

色味を統一する

照明の色は「色温度」と呼ばれ、ケルビン(K)という単位が使われます。数値が低いほど温かみのあるオレンジ色の暖色系に、反対に高いほど爽やかな寒色系になります。

一般的に取り扱われている照明は「電球色」「昼白色」「昼光色」に分類されており、選ぶ色によってお部屋に与える印象や見え方が異なってきます。

色温度(電球色、昼白色、昼光色)

<色温度の特徴と見え方>

電球色 ・温かみのあるオレンジ色
・料理を美味しく見せる
・人によっては暗く感じたり、色がわかりづらくなる
昼白色 ・太陽光に近い自然な色
・食材の色がわかりやすい
・視力や色彩認識能力が低下する高齢者に適している
昼光色 ・明るいブルー系の色
・物がはっきり見えやすい
・目が疲れやすくなる場合もある

 

キッチンでは太陽光に近い「昼白色」の照明を使うと、最も食材の色がわかりやすいと言われています。しかし、リラックスしたいダイニングやリビングがキッチンとつながっている場合、温かみのある「電球色」を選びたいという方も多いと思います。

その場合、ちぐはぐな印象を避けるために空間全体の色温度を統一し、キッチンに手元灯や壁照明を設置して視認性を高めると良いでしょう。

どの色味にするか悩んでしまう場合には、調色機能付きの照明がおすすめです。

キッチンのレイアウトに合ったものを選ぶ

アイランドキッチン 

壁から離れた場所に配置された独立キッチン。

壁から離れた場所に配置されたアイランドキッチンイラスト

適切な照明種類:シーリングライト、ペンダントライト、ダウンライト

ペニンシュラキッチン

「ペニンシュラ(半島)」という言葉のとおり、キッチンカウンターの片側が壁に面しているキッチン。

キッチンカウンターの片側が壁に面しているペニンシュラキッチンイラスト

適切な照明種類:シーリングライト、ペンダントライト、ダウンライト

アイランドキッチン、ペニンシュラキッチンは、リビング・ダイニングの照明の光がキッチンまで届きます。そのため、特定の箇所を照らす照明を取り入れた空間演出も可能です。

ペニンシュラキッチンにペンダントライト、ダウンライトを組み合わせた事例

ペニンシュラキッチンにペンダントライト、ダウンライトを組み合わせた事例

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I型キッチン

シンク、コンロ、冷蔵庫が横一列にレイアウトされたキッチン。

シンク、コンロ、冷蔵庫が横一列にレイアウトされたI型キッチンイラスト

適切な照明種類:シーリングライト、ダウンライト

L型キッチン

シンクとコンロがL字にレイアウトされたキッチン。

シンクとコンロがL字にレイアウトされたL型キッチンイラスト

適切な照明種類:シーリングライト、ダウンライト

一方で、I型キッチン、L型キッチンは、リビング・ダイニングの照明が届きづらい箇所があるため、シーリングライトやダウンライト等を用いて暗くなる部分が生じないようにすることが必要です。

L型キッチンにダウンライトを組み合わせた事例

L型キッチンにダウンライトを組み合わせた事例

おしゃれなキッチン照明の事例3

ペンダントライトやダウンライトに照らされるウッドワンsu:iji(スイージー)とカベツケ

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木の素材感を味わえるペンダントライトと無垢の木のキッチン「スイージー」が相まって、上質でやわらかい雰囲気を持つ空間に。

灯りの行き届かない部分が生じないように、ダウンライトで全体を照らしています。

ダウンライトが無垢の木のキッチンを照らし、ぬくもりを感じられるLDK

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杉板の天井に埋め込まれたダウンライトが無垢の木のキッチン、床を照らし、ぬくもりを感じられるLDKとなっています。

ダイニングの球状のペンダントライトも優しい光を灯し、心地良い空間を演出しています。

ダイニングテーブル上の幾何学的なデザインのペンダントライト

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「おうちカフェ」がテーマのリフォーム事例です。

黒の鉄×無垢の木のキッチン、スポットライトともに存在感を放っています。

ダイニングテーブルの上には、幾何学的なデザインのペンダントライトを配置。ワイヤー部分の色は、キッチンのフレーム、スポットライトとリンクさせることで統一感をもたせています。

キッチン照明で際立つおしゃれなキッチンをご紹介

お気に入りの照明と合わせていただきたいのが、ウッドワンのキッチン「スイージー」「フレームキッチン」シリーズです。

灯りに照らし出された木の素材感が、ワンランクアップしたキッチンを見せてくれます。

su:iji(スイージー)

ウッドワンのsu:iji(スイージー)ニュージーパインホワイト色

無垢の木をふんだんに使って、細かな部分までカスタマイズできるスイージー。

選んだ樹種ごとのテイストや色合いの特徴が明瞭になり、明るいキッチンとダイニングをさらに楽しめます。

シーリングライトやダウンライトで全体を明るく照らして、お気に入りのペンダントライトをダイニングテーブルの真上に配置するスタイルによく似合います。

FRAME KITCHEN(フレームキッチン)

ウッドワンのフレームキッチンとテンツリ

ステンレスと無垢の木と鉄の質感を楽しむフレームキッチン。

材質の持ち味を照明が明るく照らし出すことで、それぞれの質感が際立ちます。

ダウンライト等でオープンな空間へと伸びやかに光を届けて、特定の場所にはダクトレールなどでおしゃれなスポットライトを当てるのもおすすめです。

 

お気に入りの照明と天然の無垢材が作るオリジナリティ溢れるキッチン空間。様々な住まいやテイストに寄り添うウッドワンのキッチンなら、より快適で調和のとれたインテリアが実現できるでしょう。

ぜひおしゃれな空間づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか。

□su:iji をみる

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天井、壁を照らす間接照明について解説!より効果的に用いるポイントとは? /media/cat08/790/ Fri, 14 Oct 2022 03:00:26 +0000 /media/?p=790

空間演出において欠かせないものに、壁のデザインと照明効果があります。立体的なデザインの壁材に照明を当てることで生み出される美しい陰影は、空間のイメージを驚くほど変化させることができます。
本記事では、間接照明の種類と使うときの注意点に加え、上質な空間づくりにおすすめの照明映えする天井材、壁材についてたっぷりとご紹介します。
照明と天井、壁が生み出すドラマチックな世界感を堪能したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

照明の種類

照明は大きく分けると「直接照明」と「間接照明」の2類種があります。

直接照明

人や床に向かって直に光を当てて、空間全体を明るく照らすことが目的です。直接照明の代表的な例としては、天井についているシーリングライトやペンダントライトなどがあります。

直接照明は時に光がまぶしすぎて目が痛くなったり、不快感を覚えたりすることがあります。

目に優しい照明選びのコツは、調光や調色のできる器具を採用することです。
光の強弱や「昼光色」から「電球色」、「昼白色」といった色の調節機能があれば、まぶしさを軽減できます。

シーリングライト

間接照明

天井や壁に光を当て、間接的に明るさを感じさせるのが目的です。ホテルや店舗、寝室の天井を照らしたり、玄関やリビングの壁面を照らしたりして、様々なイメージの空間を演出することができます。

間接照明は、直接光が当たらないので、直接照明のようなまぶしさを感じることも少なく、目に優しい空間を実現できます。

間接照明の種類

間接照明は、「コーブ照明」「コーニス照明」「バランス照明」の3つに分類されます。

コーブ照明

照明の光を天井に反射させる間接照明です。やわらかく均一な光が間接的に降りそそぎ、高く広がりのある空間を感じられます。主にリビング、寝室などに採用され、落ち着いた雰囲気づくりに最適です。

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コーニス照明

照明の光を壁面に反射させる間接照明です。照明による陰影が壁面の素材感やデザイン性を際立たせ、また空間に奥行きをもたらします。主に玄関、テレビなどの背面の壁に採用され、インテリアのアクセントにぴったりです。

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バランス照明

照明の光を天井と壁面の両方に反射させる間接照明です。コーブ照明とコーニス照明の両側面を兼ね備えています。

間接照明のメリット

間接照明を取り入れることによるメリットをご紹介します。

洗練された印象をもたらす

照明は空間の雰囲気を左右する重要な要素です。間接照明は、上品な洗練された印象を与えてくれます。

リラックスできる

間接照明ならではのふんわりとした優しい光により、ゆったりとくつろげる空間をつくることができます。

リビング、寝室に間接照明を取り入れることで、心身ともにリラックスできるとともに非日常感を味わえます。

視線を誘導できる

照明で照らされたものに対しては、自然と視線が集まります。

そのため、絵画、観葉植物、壁、天井などの見せたいものを照らすことにより目立たせる効果があります。

間接照明を使うときの注意点

ほかの照明と併せて利用する

間接照明のみの利用だと暗い印象を受けるため、適切な場所のみに設置するのが良いでしょう。また、読書や作業などの用途では十分な明るさが確保できない可能性が高いため、間接照明とともにスタンドライトやダウンライトを用いましょう。

光源を隠す

光源が見えてしまうと眩しく、せっかくの空間演出が台無しになってしまいますので、様々な角度からの見え方を考慮し、間接照明を配置する必要があります。

メンテナンス性を考える

先述の通り、光源を隠すように設置することで、自分では交換が難しい場合があります。故障時の交換、掃除は避けられないものだからこそ、取り付け前にしっかりと確認しておくことが重要です。

反射する面(天井、壁)をよく検討する

反射する面が光沢のある素材だと、眩しく感じてしまう恐れがありますので注意しましょう。

また、間接照明は壁材の質感や凹凸によって光が変化し、より魅力的な表情を作り出します。照明と調和する天井材、壁材を選定することが重要です。

間接照明の光が映えるウッドワンの天井材、壁材をご紹介

ウッドワンでは、照明映えするデザインの天井材、壁材を豊富に取り揃えています。

デザインウォール

無垢のデザインウォールは、心地良い“ゆらぎ”を感じる表情から、幾何学的に構成されたパターンなど、全14種類のラインナップで展開しています。それぞれの柄に好みの塗装(全6色 / 霞・紋・縞・轍はクリア色のみ)を組み合わることができるので、どんな空間も思いのままに作ることができます。

デザインウォール【刻】ブラウン色

ダウンライトの淡い光が凹凸のあるデザインの壁材を引き立て、視線の集まりやすいテレビ周りを印象づけます。

鎧天井

角度のついた鎧張りが特徴的な素材が、天井に陰影のある豊かな表情を描きます。また、心地よい温もりと落ち着いた柔らかさを演出します。

ナチュラル色

無塗装

 

鎧天井 ナチュラル色

鎧張りの天井に間接照明を照らすことで存在感をアピールするとともに、天井の高さと開放感をひと目で印象付けます。

詳しくはこちら

今回は、木という素材の持ち味を最大限に生かした立体的な天井や壁のデザインが持つ魅力の一端をご紹介しました。

無垢の天井材、壁材が見せる様々な表情を、照明の効果でより豊かなものに魅せる。そのような特別感に満ちた空間づくりを、ウッドワンの天井材、壁材を使ってご自宅で実現してみませんか。

□デザインウォール をみる

□デザインウォール(霞/紋/縞/轍)をみる

□鎧天井 をみる

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