突板 – WOODONE(ウッドワン)マガジン|広島の住宅建材メーカーWOODONE(ウッドワン)が発信する住宅オウンドメディア /media WOODONEマガジンは“地球と人に価値ある木の空間を“をテーマに暮らしに役立つ情報を配信しています。 Mon, 02 Dec 2024 06:23:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8 挽板とはどんな床材? その特徴と無垢、突板との違い 弱点を補った挽板製品もご紹介 /media/cat08/2462/ Fri, 05 Jan 2024 02:00:07 +0000 /media/?p=2462

ウッドワンのコンビットモノ挽板3.0オークワイルドグレードクリア塗装、椅子とランプ

木質床材には以前の号 ドアや床材を選ぶ前に知っておきたい! 無垢材・突板貼り・シート貼りとは? でご紹介した通り、「無垢材」「突板」などの種類があります。

そこで、今回の記事では「挽き板」の特徴に注目し、「無垢材」「突板」と異なる点について解説していきましょう。ぜひ、床材を選ぶ際の参考にしてください。

挽き板(挽板)とは?

床材に使われる挽き板はどのような特徴を持っているのでしょうか?挽き板のメリット・デメリットも併せて解説します。

挽き板とはどのようなもの?

挽き板というのは木材を2〜3mmの板状に切り出したもので、一般的にはフローリングや化粧板の表面材として使用されます。

「挽き板」のメリット・デメリット

「挽き板」の特徴は無垢に近い風合いやぬくもりのある質感です。木材を帯のこで切り出しているため、木そのものの味わいを存分に堪能できます。
ただし、温度や湿度によって伸縮や反りが発生することや、細かい加工が難しいというデメリットも持っています。

床材としての「挽き板」、「無垢材」「突板」の違いとは

床材として使用されるものには、挽き板以外に「無垢材」や「突板」があります。それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

「無垢材」の特徴とメリット・デメリット

無垢材は木材をそのまま加工したものです。質感が足に触れた時も心地良いのでとても人気が高い素材です。
ただし、挽き板と同様に温度や湿度の具合で伸縮や反りが発生しやすく、定期的にメンテナンスが必要な点もデメリットといえます。

「突板」の特徴とメリット・デメリット

突板は木材をスライスしたシート状の素材です。床の表面材としては薄貼りの場合やや触り心地が気になりますが、厚貼りの場合は触り心地の良さを感じていただけます。しかも、基材に合板を用いることで伸縮や反りを抑えられます。また、加工しやすく安価なことがメリットといえるでしょう。

挽き板の弱点を克服!「コンビットモノ 挽板3.0/挽板3.0 足感フロア」

ウッドワンのコンビットモノ挽板3.0オークワイルドグレードクリア塗装、su:iji(スイージー)、デザイン階段light

ウッドワンでは挽き板の弱点を補った「コンビットモノ 挽板3.0/挽板3.0 足感フロア」をご用意しています。無垢の風合いはそのままに、挽き板の良さを感じていただけるのが大きな魅力です。

オークならではの圧倒的な存在感

広葉樹のオークは鮮やかな木目重厚さが特徴です。どちらかと言えば硬いオークは、キズが付きにくく丈夫な木です。そのため、古くから良質な家具や船舶の材料としても用いられてきました。そんなオークの挽き板を床材に使用すると、重厚感のある空間ができ上がります。

無垢の弱点を軽減

基材となる合板に挽き板を貼り合わせることで、無垢材が持つ反りや狂いなどのデメリットを軽減できます。無垢材に近い風合いを保ちつつ、幅広でも用いることが可能なのです。

一枚ものの貼り上がり

空間に広がりを与えて開放感を演出する「一枚単板」を採用しているため、重厚で高級感あふれる仕上がりが楽しめます。

3㎜厚の化粧材

ウッドワンではメンテナンス性を意識して、一般的なものよりも厚い3mmの挽き板を採用しています。これにより、無垢のような風合いを感じさせる床材に仕上げることができます。

木味を感じる仕上がり

3mmの厚い挽き板を使用することで、木目に立体感や奥行き感を与えています。自然な木目を活かしつつ、無垢材にも劣らない素材感を楽しめます。お手入れもオイル塗装仕上げのようなウレタン塗装なので簡単なのがうれしいポイントです。

5種類の加工

靴を脱いで床材と直に触れる日本の文化。足裏で感じる凹凸感やリラックス感は何ものにも代えがたいですね。
ウッドワンの「コンビットモノ 挽板3.0/挽板3.0 足感フロア」では、バリエーション豊富な5種類の加工を用意しています。それぞれの特徴についてご紹介しましょう。

ブラシ オークの表面にブラッシングを施して、素材感を最大限に引き立たせています。

ウッドワンのコンビットモノ挽板3.0足感フロア「ブラシ」

オビノコ 木材加工の際にできる帯のこの跡を意匠として捉え、素朴な味わいに仕上げています。

ウッドワンのコンビットモノ挽板3.0足感フロア「オビノコ」

ウェーブ なだらかな曲線と陰影を感じさせるウェーブ加工は、凹凸が足裏に心地良くフィットします。

ウッドワンのコンビットモノ挽板3.0足感フロア「ウェーブ」

ハンドスクレイプ まるで人の手によって削られたような不規則な揺らめきが印象的です。

ウッドワンのコンビットモノ挽板3.0足感フロア「ハンドスクレイプ」

スプーン スプーンでランダムに削り取ったような加工が、木材の素材感を際立たせています。

ウッドワンのコンビットモノ挽板3.0足感フロア「スプーン」

ウッドワンの「コンビットモノ 挽板3.0/挽板3.0 足感フロア」は厳選したオーク3㎜厚の挽板を贅沢に使用しており、天然木そのものの味わいが存分に堪能できる床材です。

さらに、鮮やかで多様性あふれるオーククリアグレード、豊かな個性と表情を持つオークワイルドグレードをご用意。

カラーラインナップも豊富なので、お気に入りの床材が必ず見つかります。

□コンビットモノ 挽板3.0/挽板3.0 足感フロア をみる

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床材を木の種類で選ぶ! 針葉樹と広葉樹の違いと特徴、代表的な樹種とは

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すぐに試せるフローリングの補修方法 /media/cat08/430/ Mon, 05 Sep 2022 07:00:25 +0000 https://aa160e0ovn.smartrelease.jp/media/?p=430

無垢材の良さの1つに、補修しやすいことが挙げられます。補修となると、専門業者へ依頼しなくてはいけないものというイメージがあるかもしれませんが、無垢材のなかでもオイル仕上げのものはお施主様自身で研磨、塗装といった補修を行っていただけます。また、その他の床材でも簡易補修材を使って小さな傷やへこみを目立ちにくくすることができます。

日頃から手をかけることで、長く使えて、徐々に愛着が増していくものです。ウッドワン製床材の補修方法をご紹介しますので、ぜひお試しください。

無垢床材(オイル仕上げ)の補修方法

軽い凹みキズには…

①雑巾を水に濡らし、固く絞ります

②濡らした雑巾にアイロンのスチームを当て、水分を吸収させます

※樹種によって違いがあります。塗膜の割れまでは補修できません。作業後は乾いた雑巾などで、表面に残った水分をふき取ってください。

表面のざらつき、ささくれには…

① サンドペーパー(#240)でささくれた部分を軽く削る もしくは、クレンジングブラシで木目に沿って軽くこする
(床材ピノアースをお使いの場合には、スポンジ研磨剤にて、表面を研磨する。研磨により浮造りの凸凹は、多少無くなります)
② ほこり等を取り除く
③ 植物オイル(2015年以前商品:ビボス、2016年以降商品:リボン・ナチュラルオイル)を木目に沿って刷り込むようによく伸ばし、薄く塗ります

④12時間以上乾燥させる

▼2016年以降の床材(オイル仕上げ)についてはこちらの動画でもご確認いただけます

雨で白抜けしてしまったときは…

① 十分に乾かす

  • ② 表面を研磨する

(床材ピノアースをお使いの場合には、スポンジ研磨剤にて、表面を研磨する。研磨により浮造りの凸凹は、多少無くなります)

③ 植物オイル(2015年以前商品:ビボス、2016年以降商品:リボン・ナチュラルオイル)を木目に沿って刷り込むようによく伸ばし、薄く塗ります

④ 十分に(最低一晩程度)乾燥させる

⑤ 仕上がり感を見て、必要であれば専用ワックスを塗布する

ウッドワン製の無垢床材については、こちらからご覧いただけます。

簡易補修材を使った補修方法

無垢床材(オイル仕上げ)以外の床を使用されている場合、下記の簡易補修材を使って補修を試していただく事ができます。補修時に使える商品はウッドワンパーツショップサイトよりお買い求めいただけますのでご覧ください。

同じ樹種でも濃いピース、淡いピースとあるので、補修が必要な箇所に合わせて何色か用意すると良いでしょう。また、薄い色をベースとし、濃い色で木目柄を書き足すと自然な仕上がりになります。

 

タッチアップスティック

軽微な傷の補修にお使いいただけるクレヨン状のカラースティックです。色を合わせてすり込むか、熱で溶かして塗り表面を整えてください。

商品ページはこちら

 

タッチアップペイント

色はがれの補修にお使いいただけるステインタイプの半透明アクリル塗料です。塗り重ねて調色してください。

商品ページはこちら

 

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フローリングの種類を解説! 無垢・突板・シートフローリングの違いとは? /media/cat08/161/ Fri, 22 Jul 2022 01:52:35 +0000 https://aa160e0ovn.smartrelease.jp/media/?p=161

フローリングをじーっと目を凝らし、触ってみると…それぞれ見た目や質感が異なることに気付きます。
”フローリング” と一口に言っても、様々なものがあり、「無垢」「突板」「シート」に分類されます。表面をぱっと見ただけで、どの種類なのかを判別するのは難しいですが、一長一短です。

それぞれのメリットとデメリットについてご紹介しますので、新築・リフォームをお考えの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

フローリングの種類と特徴

無垢

木材をそのまま切り出してあります。

天然の木目や経年変化を楽しめますし、あたたかみを感じられます。そして塗装種類によって差はあるものの調湿作用は大きいです。しかし、その反面、反りは発生しやすいです。(ウッドワンでは、無垢材の欠点を抑える工夫を施したものをお客様にご提供しています。 詳しくはこちら
また、樹種や塗装種類により異なりますが、比較的傷つきやすいけれども目立ちにくいです。オイル塗装品であれば、お施主様ご自身で補修を行う事ができます。

手をかけながら永く愛用できるものをお探しの方にお勧めです。

突板貼り

突板貼りとは、表面に薄い木の板が貼られています。

天然の木目を楽しめます。厚貼り、中厚貼りのものだと、突板貼りでも自然の木味を十分に感じられます。

無垢材と比較すると、調湿作用は小さく、反りは比較的発生しにくいです。また、塗装種類によりますが、傷はつきにくいです。ただ、深い傷が入ってしまった場合には、下地が見えてしまう事があり、お施主様ご自身での補修は難しい場合が多いです。

手軽に木質感を味わえるものをお求めの方にお勧めです。

シート貼り

シート貼りとは、表面に木目柄のシートが貼られています。

色柄のバリエーションが豊富で、木目柄の他に石目柄シートが貼られたものもあります。ただし、広い範囲に貼るとパターンの繰り返しが目立つ場合があります。

突板貼りと同様に、調湿作用は小さく、反りは比較的発生しにくいです。傷、汚れはつきにくく、ただ、深い傷が入ってしまうと下地が見えてしまう事があり、お施主様ご自身での補修は難しい場合が多いです。

日々のメンテナンスが簡単なものをお求めの方にお勧めです。

 

無垢材、突板貼り、シート貼りの違いについてもっと詳しく知りたい方はこちらから比較表をご覧ください。

実物で違いを比較しよう

施工写真では違いを見分けることは難しいので、ぜひ、サンプルやショールーム展示商品で違いを比較してみてください。

無垢フローリングピノアース ラジアータパイン無垢床材

コンビットソリッド ウォールナット、ブラックチェリー、ハードメープル、オーク、サクラの無垢床材

 

・銘木フローリング:単板(厚み0.5~1.2㎜)が貼られた床材 例)コンビットグラードプラス

・スタンダードフローリング:単板(厚み0.2~0.3mm)が貼られた床材 例)コンビットニューアドバンス

 

コンビットリアージュ152木目柄 木目柄オレフィンシート貼りの床材

コンビットリアージュ石目柄 石目柄オレフィンシート貼りの床材

 

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