Information – WOODONE(ウッドワン)マガジン|広島の住宅建材メーカーWOODONE(ウッドワン)が発信する住宅オウンドメディア /media WOODONEマガジンは“地球と人に価値ある木の空間を“をテーマに暮らしに役立つ情報を配信しています。 Fri, 04 Oct 2024 12:11:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.7.2 洗面台「コテノカウンター」新商品開発秘話 /media/cat02/2256/ Thu, 19 Oct 2023 02:00:05 +0000 /media/?p=2256

新たに、洗面台「コテノカウンター」が新商品として登場しました!

それに伴い、商品の開発に携わった弊社社員の、商品企画開発部のYプロダクトマネージャー、H係長、㈱ベルキッチンのNさんに洗面台「コテノカウンター」の開発秘話をインタビューしました!
座談会の様子をお届けします。

<座談会の様子>

座談会にて

◇「コテノカウンター」のコテノはどういう意味ですか?

[Y さん]もう、まんまです(笑)。“コテ”のカウンターです。「木製のカウンター」のような感じで、左官道具のコテで仕上げたカウンターという意味で名付けています。

[H さん]20個くらい案が出てきましたが、その中から開発メンバーで、一番シンプルな名前をつけました。

[Y さん]でも意外と皆さん、髪の毛をセットするコテ(ヘアアイロン)は知っていますけど、左官のコテは知らないという方が多くて焦ってます(笑)。

◇カウンターの色(AG色・BG色)はどのように選定されたのでしょうか。

[Y さん]膨大な種類の候補があった中から、開発メンバーで1520枚くらいまでに絞って、そこから設計士の方にもアドバイスをいただきながら決定しました。

[H さん]商品開発では、「作品」ではなく、「売れる商品」をつくることが大事だと思っています。なので、実際に商品を使っていただきたいターゲットの方のご意見を伺う機会も大切にしています。

 

AG色  

           

 

BG色

 

この商品を開発したきっかけを教えてください。

[N さん]私とH係長で展示会に行った時に、今回の新商品の左官材料「オルトレマテリア」を見つけて、「あ、これはいいのでは?」という所から始まりました。工務店さんで現場造作されているものをメーカー品としてご用意することは、常にテーマとして持っているので、そこから「オルトレマテリア」を使った左官系の新商品を出そうということになりました。

[Y さん]量産が中々出来ない商品を現場で造っているわけなので、そういった所はやはり需要があると思っています。

 

どのようなお客様がターゲットでしょうか。

[H さんやはり、現場で造作洗面を作ることに、手間を感じている業者様です。実際これまで商談会で業者様とお話しをしていても、この洗面台が完成品で入ってくると聞いたら、「これはいいね!楽だね。」というのを言ってくださいました。あとは、素材を大事にしたいという物件にはもってこいだと思います。洗面を既製品ではなくて、オリジナリティをもったものにしたい、けど造作洗面に踏み出すにはあまりにもハードルが高いというお客様がターゲットです。

[N さん]工務店さんの現場造作にはかなりの時間と手間を要します。工務店さんが、左官職人さん・左官材料・下地を調達、設計をしてと色々な所で人工が掛かってしまいます。既に発売中の「タイルカウンター(無垢の木の洗面台シリーズ)」の開発の時もそうでしたが、我々がそのお手伝いが出来ないか、一括でつくれるようにウッドワンで規格化して出来ないかというところで商品化しました。

 

◇左官材料は割れてしまいそうなイメージがあるのですが、輸送時など問題ないのでしょうか?

[H さん]品質試験でも、きちんと輸送試験をしていますので、心配ないかと思います。そもそも「オルトレマテリア」という左官材料は、ヨーロッパでは元々床材としてスタートした材料で、「柔らかいが、強い」材料と言われています。

[Y さん]粘りがあって、固まる前は、ぐにゃぐにゃ曲がる材料です。モルタルのように思われていると、割れてしまうと思われがちですが、モルタルとは違う材料であることを認識してもらえたらと思います。

<オルトレマテリア素材画像(オルトレマテリアWebサイトより引用)>

[N さん]そうですね。ただ固いというわけではないので、仮に化粧品の瓶を落としたりしてしまっても、柔らかいので割れにくい、ステンレスのようにへっこむようなイメージです。お手入れに関しては、洗面所の商品なので防汚性を高めるため、トップコートを施しています。

 

◇商品を開発する上で一番こだわった所はどこでしょうか。

[H さん]こだわった所は、全部です(笑)!左官材料は骨材(今回は石英)のサイズや配合によって仕上がりや汚染性能が変わってくるため、そこに関してもこだわりました。あと、地味に苦労したのは、「前垂れ」の厚みですよね。

<矢印部分が前垂れ>

 

[Y さん]そうですね。商品企画開発部のT係長が、前垂れのサンプルを1mm単位で作ってくださって、実際の商品完成イメージがつきました。

[N さん]具体的な所で言うと、前垂れが厚ければ厚いほど「重厚感」がでるのだけど、厚すぎると今度はカウンター下に取り付ける収納の納まりが悪くなってしまう。やはり洗面所なので、カウンター下の収納の納まりも重要になってきます。そのため、意匠性を保った上でカウンター下の納まりも確保出来るのは何mmなのか、また、前垂れの厚みはカウンターの強度にも関わりますので、カウンター下地の構造でのビスを打つ方向や、下地自体の厚みもいくつかの案を元に皆で知恵を出して何が最適なのか考え抜きました。

 

最後に、新商品に関してお伝えしたいことはありますか?

[Nさん]では、開発チームを代表して言いますと、前垂れの厚さの時もそうでしたが、我々も大体のサイズでは作っていません。発売ギリギリまで、商品がより魅力的になる方法が無いか、また、お客様が安心安全に使えるのか、そして製造側や取付業者様の作業のことを考えています。それを是非お客様にも知っていただければと思います。こだわりが沢山詰まった商品なので、洗面台「コテノカウンター」を何卒よろしくお願いいたします!

 

商品に関する情報はこちら

【商品ページ】

/product/item/housing/wash_stand_opentype/

【デジタルカタログ】

https://www.catalabo.org/iportal/cv.do?c=77398880000&pg=1&v=CATALABO

こちらの商品は、2023年8月10日受注開始です。

是非チェックしてみてください!

 

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『ウッドワンアーティスト3人展』が開催! /media/information/2106/ Thu, 28 Sep 2023 02:00:52 +0000 /media/?p=2106

 

2023年8月7日(月)~12日(土)に「はつかいち・みやじま情報センター(廿日市市宮島口旅客ターミナル2階)」で『ウッドワンアーティスト3人展』が開催されました。

 

<はつかいち・みやじま情報センター(廿日市市宮島口旅客ターミナル2階)にて>

 

ひとつの縁が少しずつ広がり、出会うことができた彼ら3人のアーティストが、今年1月からウッドワンの仲間となりました。

 


アーティスト3人の素晴らしい創作品を世に出すためのサポートをしていきたい・・・、これまで関わってきた様々な企業や人達への感謝の気持ちを込めて、はつかいちから世界に届けたい・・・アートの深さ、広さ、可能性を信じているウッドワンがその素晴らしさをお伝えしたく初めての試みとなりました。

お盆前の1週間という短い期間でしたが、約1,600名の方々にご来場いただき、地方紙の取材があり、新聞に掲載されました。

<作品展会場の様子>

 

アーティストのご家族の方からは、3人の世界観や描き方は違いますが、絵が好きで朝からずっと描いています。ウッドワンの従業員として、このような作品展を開催できたことをうれしく思い、とても楽しみしていました」と、お話しを伺うことができました。

 

<左:今田浩基さん、中央:細木陽平さん、右:鬼頭純平さん>

 

また、このプロジェクトのリーダー、ウッドワン社員の 戦略統括本部 事業開発室 U課長より、コメントです。

作風、描き方は違いますが、3人とも絵を描くことが大好きです。言葉で表現することは得意ではないですが、好きなものや感じたものを絵で表現できる特別な才能を持っていて、作品には三者三様の個性と活力が宿っています。アートを取り扱うことは簡単ではありませんが、才能あるアーティストたちと素晴らしいチームメンバー、またご協力いただくすべての方と共に、新しい事業を作り上げたいと思っています。』

 

次回は、2023年9月1日(金)~10月30日(月)にホテル広島サンプラザで開催していますので、是非ご来場ください!

 

~次回作品展詳細~

期間:2023年9月1日(金)~10月30日(月)※入場無料

場所:ホテル広島サンプラザ

  (広島県広島市西区商工センター3丁目1番1号1階パブリックスペース)

時間:10:00~18:00

 

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NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ 建築学生ワークショップ宮島2022にウッドワン社員がアドバイザーとして参加 /media/information/2058/ Thu, 07 Sep 2023 04:00:03 +0000 /media/?p=2058

NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ 建築学生ワークショップ宮島2022

2022年8月28日(日)に、「NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ 建築学生ワークショップ宮島2022」が、広島県 宮島の厳島神社境内にて開催されました。

 

ワークショップ レポート

建築学生ワークショップとは、建築や環境デザイン等の分野を専攻する全国の学生がキャンパスを離れ、国内外にて活躍中の建築家を中心とした講師陣のもと、その場所における場所性に根付いた実作品をつくりあげることを目的とした地域滞在型のワークショップです。

 

2010年の奈良・平城宮跡から始まり、これまで数々の歴史的建造物がある場所で開催されてきました。2021年は明治神宮にて開催、そして、2022年に広島県 宮島の厳島神社境内にて開催されました。

 

天候に恵まれた中、海上に作られた作品を含む10体の作品が完成…!

作品の一部をご紹介します。

<作品名:浮-沈>

 

<作品名:移ろいを織りいだす>

 

<作品名:巣立ち>

 

合宿期間を経て、完成した作品を実際に見学した後、発表を行う、公開プレゼンテーションが千畳閣で実施されました。

<公開プレゼンテーションの様子>

 

公開プレゼンテーションで講評者による審査が行われ、三賞(最優秀賞・優秀賞・特別賞)を受賞した班に、賞状と副賞(厳島神社大鳥居の置物)が、授与されました。

 

<最優秀賞グループ>

 

この、「NPO法人アートアンドアーキテクトフェスタ 建築学生ワークショップ宮島2022」では、ウッドワンも協賛企業として、ウッドワン社員の商品企画開発部Yプロダクトマネージャーと、構造システム営業部よりMさんが、アドバイザーとして、このワークショップへ参加されました。

お二方より、コメントをいただきました!

 

商品企画開発部 Yプロダクトマネージャーよりコメント

 宮島での1日限りの建築空間でしたが、社会にでると自然とブレーキをかけてしまう大人たちにとっては、学生たちの自由な発想、若い感性に、どうすれば実現するのかという事を一緒に考えさせられた、得難い学びを得ることのできたイベントでした。

 

構造システム営業部 Mさんよりコメント

 普段、木造の構造計算をしている立場からすると、学生さんから出てくるアイデアは考えられないような素材、形状、接合方法で、興味深いものでした。また、学生さんが思い描く作品に少しでも近づくように試行錯誤する姿を間近で見られて、胸が熱くなりました。

 

2023年の公開プレゼンテーションは、京都 仁和寺にて917日(日)に開催されます。

建築学生ワークショップ仁和寺2023 
https://ws.aaf.ac/

今後の開催にもご注目ください!

 

 

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CM「スイージー 気になったら、歌いましょ。笑顔の輪」篇 制作 /media/information/2009/ Thu, 24 Aug 2023 02:00:11 +0000 /media/?p=2009

「気になったら、木にしましょ♪」ウッドワンCM

 

「気になったら、木にしましょ♪」というキャッチコピーでお馴染みの、ウッドワンのCMをご存知でしょうか?

<ウッドワンCM  歌詞>

 

『「気になったら、歌いましょ。歌ってつながる 心ひとつに笑顔の輪」キャンペーン』を実施

実際に、ウッドワンへのお問い合わせでも、お客様から「孫とテレビを見ていたら、歌いだします」「娘が好きで繰り返しみている」という声をいただくこともあったこのCM。

 

コロナ禍でおうち時間が増えているなか、どこにいても歌で人と繋がり、心ひとつに“笑顔の輪”が広がるような動画を制作したいという想いで、2021年2月12日(金)~3月31日(水)の期間、『「気になったら、歌いましょ。歌ってつながる 心ひとつに笑顔の輪」キャンペーン』を実施しました。

 

 

このキャンペーンは、CMで流している歌を歌ったり、踊ったりしている動画を一般のお客様、社員、社員のご家族様、ご親戚様から募集し、ご応募いただいた動画を元に新しいCMを制作するキャンペーンでした。

 

お陰様で、広島県をはじめ、東京都、愛知県など、日本全国から多くのご応募をいただき、ウッドワンらしい楽しくて温かさのあるCMが完成しています。

 

<CMの一部>

こちらのCM「スイージー 気になったら、歌いましょ。笑顔の輪」篇 は、現在はテレビでの放送はされていませんが、YouTubeで配信していますので、以下のURLよりご覧いただけます。

ぜひチェックしてみてください!

WOOD ONE【公式】チャンネル 

https://www.youtube.com/watch?v=4whANKkMOKw

 

(文:六信)

 

 

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ABCテレビ・テレビ朝日系の料理番組「DAIGOも台所 ~きょうの献立 何にする?~」に無垢の木のキッチン「フレームキッチン」が出演中! /media/information/1931/ Thu, 10 Aug 2023 02:00:58 +0000 /media/?p=1931

 

毎週月~金曜日、午後1時30分より放送中の、ABCテレビ・テレビ朝日系の料理番組「DAIGOも台所 ~きょうの献立 何にする?~」に無垢の木のキッチン「フレームキッチン」が出演中です。

 

フレームキッチンが出演中!

ABCテレビ・テレビ朝日系の新番組「DAIGOも台所 ~きょうの献立 何にする?~」は、毎日の献立の悩みを解消する番組です。

月曜日~木曜日は、イチオシレシピを辻調理師専門学校の先生が調理、DAIGOさんもお手伝いをしながら料理のレシピを学び、金曜日は、DAIGOさんが一人で料理に挑戦、人気料理コラムニストの山本ゆりさんからアドバイスをもらいながら、超簡単なのに美味しい料理をご紹介します。

無垢の木のキッチン「フレームキッチン」は、DAIGOさんや先生の調理場として設置されています。

ステンレスと無垢の木と鉄の質感をあらわに、フレームや棚板など最小限のパーツで構成される黒いフレームのキッチンです。

 

 

ワークトップの材質は「人大クオーツ」、キャビネット部にはオーク集成材を使用し、収納部には無垢の木の収納「カべツケ」を配置したこだわりのインテリアにも注目してご覧ください!

 

Onnela(オンネラ)」とのコラボ企画

また、2023年3月に、DAIGOさんがアンバサダーを務める、暮らし動画メディア「Onnela(オンネラ)」との企画で、「出張!DAIGOの暮らしのお悩み相談室」と題して、無垢の木のキッチン「フレームキッチン」の印象や使い勝手について、男性ライフスタイル系タレントの収納王子コジマジック(一般社団法人日本収納検定協会 代表理事)さんと一緒にお悩みを解決していく動画の撮影が、ABC朝日放送本社にて行われました。

 

撮影当日、スタッフの方がOnnela(オンネラ)とウッドワンのクッキーを用意してくれました!

 

 

オンネラユーザーから寄せられた、キッチンのお悩みを解決するために、実際にDAIGOさんが調理器具を出し入れしたり、食器を探したり、お掃除をしたりして、フレームキッチンの魅力を伝えていただき、収納王子コジマジックさんから収納テクニックのご紹介もしていただきました。DAIGOさんから「M・T・Y(めっちゃ・使い・やすい)」と、キッチンの感想をいただき、終始和やかな雰囲気のなか撮影は終了しました。

 

こちらのOnnela(オンネラ)とのタイアップ動画は期間限定のため、残念ながら現在は見ていただくことが出来ませんが、Onnela(オンネラ)×ウッドワンのキッチンの魅力をご紹介した特集記事を公開中です。

Onnelaオンネラ)×フレームキッチン

https://onnela.asahi.co.jp/article/51895

Onnelaオンネラ)×su:iji

https://onnela.asahi.co.jp/article/51897

Onnela(オンネラ)の特集記事も是非御覧ください!

 

★ABCテレビ・テレビ朝日系の料理番組「DAIGOも台所 ~きょうの献立 何にする?~

毎週月~金曜日、午後1時30分より放送中。

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「W1200フレームキッチン」新商品開発秘話 /media/information/1915/ Thu, 03 Aug 2023 02:00:07 +0000 /media/?p=1915

新たにフレームキッチンの間口1200mmが新商品として登場しました!

それに伴い、商品の開発に携わった弊社社員の、商品企画開発部のYさん、Hさん、Tさん、㈱ベルキッチンのNさんに「W1200 フレームキッチン」の開発秘話をインタビューしました!
座談会の様子をお届けします。

 

座談会の様子

◇今回「W1200フレームキッチン」を出すことになった背景を教えてください。

[Yさん]昨年の夏頃に「社員寮の各部屋に設置するための、W1200mm(間口)のフレームキッチンを新しく作ることは出来ないですか?」というお客様からのご要望があり、フレームキッチンのミニマムサイズに挑戦してみたことで、今回の「W1200フレームキッチン」の発売に至りました。

<座談会の様子>

◇開発の背景は社員寮の案件からということですが、主なターゲット層、またどのような方々に提案してほしいかを教えてください。

[Yさん]ターゲットとしては、ワンルームマンションや、首都圏向けのリノベーションを考えているお客様、滞在型ホテルやリゾート案件などです。
あとは、セカンドキッチンというご提案をしていきたいと考えています。お酒をたしなみながら、ちょっと料理を温めたりとか、簡単な料理をするキッチンとして、そういう用途でも使ってほしいと思っています。おうち時間を充実させる人がコロナ禍前よりも増えてきた中で、動画配信サービスでドラマや映画を家で見たりする方も多くなってきていると思います。水が出て、加熱も出来る収納棚のようなイメージです。カスタムで、加熱機器を無くすこともできます。その代わりに電気ケトルや卓上コンロを使ってもらってもいいです。ワンルームだったら、独立洗面台を置かなくても、W1200のキッチン1つでも良いかもしれません。色んな提案が出来るということを念頭に置いておいていただけると嬉しいです。

 <カタログ「フレームキッチン」>

◇他社コンパクトキッチンとの違いはどこになるんでしょうか?

[Nさん]やはり無垢の木を使用しているという所がポイントです。無垢でW1200のサイズのキッチンは他に無いと思います。“W1200でもおしゃれなキッチン”です。

[Yさん]通常、ワンルームマンション用のキッチンって一人暮らしをしたことがある方はイメージ出来ると思いますが、一般的なデザインのものが多いように思います。なので、他社にはないデザイン性のあるキッチンということで採用してくれるのではないかと思います。

[Hさん]それと、フレームキッチンなので、ユカオキを繋げることも可能です。フレームキッチンの類似品が世の中に沢山増えていますが、ウッドワンのフレームキッチンがフレーム系のキッチンの元祖だという自負があります。他社のフレーム系のキッチンとの大きな違いの一つは、連結していけることだと思います。W1200といえど、使い方が幅広く提案出来るというのも、差別化になるのではないかと思います。

◇商品開発をする上で大変だったことは何ですか?

[Nさん]色んな意見が出て最終的に決定するのが大変だったのが「シンク」決めです。シンクにも、様々なデザインとサイズがあるのでW1200という幅の中で、実際に使う人をイメージして、どれくらいのサイズのものが良いのだろうかと、一人暮らしの経験を思い出しながら意見を出し合いました。

[Hさん]W1200の大きさの中に、加熱機器と、流しと、調理スペースを確保しなければならない。そうなった時、人によって、「シンクが大きければ、まな板を渡して調理スペースを作るから調理スペースはそんなになくてもいい」と考える人もいるし、「大きな鍋は使わないから、シンクが小さくても調理スペースが確保されていた方がいい」という人もいる中で、どのパターンが一番最適かを決めるのにすごく苦労しました。通常の大きさのキッチンの場合は、セオリー通りにシンク、加熱機器を配置して、調理スペースを確保します。ですが、今回は小さいサイズのキッチンなので、各機器の配置と作業性についてキッチンを使う人の暮らしをいつも以上に考えました。皆で納得して、「絶妙なバランス」を考え出しました。

[Hさん]シンク決めと同じく大変だったのは、”たわまないように、強度を保つ”ということです。

[Nさん]そうだね。なぜ強度が大変だったかというと、スイージーのシステムキッチンで、これまで一番大きくてもW1050(間口1050mm)、フレームキッチンではW900(間口900mm)なので、間口1200mmというサイズを今まで作ったことがありませんでした。通常のフレームキッチンと同じ部品を使用した上で、W900と同等の強度を保たないといけないので本当に大変でした。頭の中で図面を描くだけでは強度が保てるかどうかが分からないので、試作を繰り返しました。調理スペースでパンをこねたり、まな板を使用したりするので上から下に対しての強度を保つフレーム構造にするのが大変でしたね。結果的に、補強パネルというのがあるのですが、その使い方を変え、強度を保つようにしました。

 

通常のフレームキッチンは、パネルは背面だけにあるのですが、それを正面と背面両方に仕込んでいます。そこにたどりつくまでが大変でした…(笑)。

[Hさん]途中、フレームを2分割にして強度を保たせるという案などもありました。ですが、やはり通常のフレームキッチンのデザインを壊さずに、出来る限りシンプルなデザインにしたいという想いがあり、やっとの想いで今回の答えに行きついたという感じです。

◇W1200も無垢一本芯(スリット板)で作ろうと思ったのは意匠性を考えてのことなんでしょうか?

[Yさん]正直、基材を用意するのがすごく大変になるのでは…?と、かなり悩んだのですが、㈱ベルキッチンの工場の方々とお話しする中で、「そこは譲れないよね」ということで協力していただきました。意匠性にこだわりたくて無垢一本芯を使用するというところは貫きました。

[Nさん]無垢一本芯ではなく、集成材にした場合はそこまで苦労しなかったかもしれないのですが、やはり、キッチンの正面の顔は大事だろうということで、無垢一本芯にしました。サイドと正面の基材、両方とも無垢材にして、横から見ても正面から見てもカッコいいキッチンにしたかったからです。W1200というのが初めてのサイズなので、担当者からはこの長さでの無垢一本芯の安定的な材料確保も大変だったと聞いています。

 

◇商品開発の中で印象に残っているエピソードはありますか?

[Nさん]今回W1200のカタログ撮影の際、㈱ベルキッチンがある岐阜県の瑞浪市から、東京都内の撮影場所まで、W1200のフレームキッチンを、私とHさんで運ぶことになりました。それも、5人乗りの乗用車しか手配できず、最初は積み込めるか不安でしたが(笑)、1200mmのフレーム、コンロ、板、ステンレスワークトップ、水栓までなんとか積むことが出来ました。

[Hさん]本当に大変でしたね(笑)。フレームキッチンは、女性でも持てるような梱包になっています。通常のキッチンは、組み立て済みのキャビネットを持っていって横並べをして天板を上に載せる仕様ですが、キャビネットになっていない、フレームキッチンのフラット梱包だからこそ出来たことだなと思っています。

[Yさん]フレームキッチンはパーツごとにバラバラに出来るので、フラット梱包にすることが可能な商品です。HさんとNさんのお陰で、カッコいい写真が撮影出来ました(笑)。

◇そもそも、“フレームキッチン”自体はどのような経緯で開発されたんでしょうか?

[Tさん]元々フレームキッチンは、コンロ持ち込みの昔の段落ちキッチンから発想を得ています。昔のアパートとかって、コンロは持ち込みで、設備機器はシンクしかなかったんですよ。それと似たような考え方で、「水が出る所があって、火が使えればキッチン」という考え方から着想しました。

<段落ちキッチン>

なので、天板とかが一体型ではなくてバラバラだし、あとは、リフォーム物件に使ってほしいという所でフラット梱包を採用しました。フラット梱包になっていることで、物流用の大きいエレベーターじゃなくても、搬入が可能になります。

<カタログ撮影時:フレームキッチンW1200搬入の様子(撮影スタジオにて)>

あとは、フレームキッチンの最大の特徴である、オープンな棚ですが、これも見えている方が使いやすいよねという所で、引き出しを無くしたデザインになりました。

◇フレームキッチンのおすすめポイントをもっと教えてください!

[Nさん]フレームキッチンは、メンテナンスの面でも利点があります。10年後20年後に、アパートや集合住宅、賃貸のキッチンを使用していただいているビルダー様や、管理会社様から㈱ベルキッチンに問い合わせが来るんですよね。

例えば、「引き出しが壊れてしまった」「水栓を交換したい」「扉の調子が悪くなってきたので交換したい」等。それを考えると、フレームキッチンの場合、引き出しも無いですし、壊れる要素が無いと言いますか、長期的に使用していただいても、メンテナンスがし易いものになるので、オーナーさんにとっても良い商品なのではないかと思います。

フレームキッチンは見た目にももちろんこだわっていますが、物流の搬入や取り付け等、キッチンを施工する上で関わってくる方々のことも考えた商品になっています。

[Nさん]あと、加熱機器の離隔距離というものがあって、それも考慮するのも大変でしたね。所謂、壁から加熱機器が近いと、壁が燃えてしまうとかの法律があるので、この商品は法律を守ったキッチンであるというのもポイントです。

 

商品に関する情報はこちら

【商品ページ】
/product/item/pickup/w1200frame/

【デジタルカタログ】
https://www.catalabo.org/iportal/cv.do?c=77084320000&pg=1&v=CATALABO

こちらの商品は、2023年8月10日受注開始です。

是非チェックしてみてください!

(文:六信)

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ウッドワンのラッピングバスが廿日市市を走行中! /media/information/1797/ Thu, 13 Jul 2023 07:47:51 +0000 /media/?p=1797

ウッドワンのラッピングバス

2022年4月1日より、廿日市市自主運行バスの「吉和さくらバス」が弊社の広告をラッピングして走行しています。

側面には、当社のロゴと画像を使用、背面にはニュージーランドの森林の画像と検索ワードを使用し、一瞬で当社と認知してもらえるようなデザインにしています。

運行しているルートは、広島県廿日市市吉和地域から佐伯地域(津田)です。
※クヴェーレ吉和も経由します。

  

広告のラッピングの反響を廿日市市役所へ伺ったところ、交通政策課 Y氏より嬉しいコメントをいただきました。

「吉和地域へ来られた方からお声をいただいたことがあります。
バスのラッピング広告に掲載の写真を見てウッドワンを検索したところ、
ウッドワン美術館が見つかり、行ってみたという声を聞いたことがあります。」

との嬉しいお言葉も…!

地域の方へ向けての企業認知度の向上と、路線バスの運営協力による地域貢献を目的に行った取り組みです。

機会がございましたら、是非ご乗車ください!

(文:六信)

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「ウッドワン けん玉ワールドカップ廿日市 2023」 開催決定! /media/information/1808/ Thu, 13 Jul 2023 07:46:39 +0000 /media/?p=1808

 

ウッドワンが毎年協賛している「ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市」が、今年も7月29日(土)・30(日)に開催予定です。広島県廿日市市[GLOBAL RESORT 総合スポーツセンター サンチェリー]をメイン会場に実施します。

今年も豪華なゲストを迎えて行なわれ、大会開催中は、廿日市市内の小学生を対象としたワークショップや、様々な出店も出店予定!

ウッドワングループの女鹿平温泉クヴェーレ吉和からも「女鹿平キッチンカー」が出店します(先日広島で行なわれたG7の会食でも出されたという「女鹿平産あわび茸」を使用した、「あわび茸カレー」を販売予定!)この機会に、是非ご賞味ください。

大会が行なわれる広島県廿日市市は、けん玉発祥の地として知られており、2021年には『けん玉発祥100周年』を迎えています。
ウッドワンも昨年設立70周年を迎えました。“木のまち”として発展してきた廿日市で行われる大会のメインスポンサーとして参加できることを、大変光栄に思います。

前回大会(2022年)の様子

前回大会(2022年)の様子

昨年の同大会では、オンラインの参加を含めて12の国と地域から過去最多となる725名が出場し、最年少は2歳、最年長は84歳と年齢を問わず、多くの方が参加された大会となりました。

 

また、予選を通過した40名のなかから、本選でも素晴らしい集中力で高得点を獲得した、五十嵐 拓哉選手(15歳/東京都)が2020年大会に続き、史上初の2度目の優勝に輝きました!!
優勝者には、賞状とトロフィー、賞金の目録が授与されました。

前回大会(2022年)授賞式の様子

同時開催のイベントとして、けん玉と木材に触れてもらおうと、けん玉教室やワークショップも開催されました。
ウッドワン社員N氏も宮島工業高等学校の生徒による「組子コースター」の制作を体験、

「接着剤を使わず、手順を追って組み上げていく作業は楽しかったです!」

他にも、お箸づくりやバーチャル映像を使って林業体験できるコーナーもあり、小さなお子さんから大人の方まで、幅広い世代の方が楽しんでいらっしゃいました。

組子細工ワークショップ

コロナ禍期間は、大会はオンラインでの開催だったこともあり、2022年大会では、実際に競技者同士が目の前で競うことで会場は大いに盛り上がり、選手・主催側ともに喜びの声をあげていました。

2023年の今年もリアル開催ですので、皆様是非、大会会場へいらしてください!

(文:六信)

「ウッドワン けん玉ワールドカップ廿日市 2023」 について

今年も大会の開催に合わせ、けん玉ワールドカップ廿日市実行委員会は、廿日市市内の小学生を対象とした“けん玉ワークショップ”を実施します。是非ご参加ください。

<ワークショップのご予約は以下チラシの二次元コードより>

 

ウッドワンけん玉ワールドカップ廿日市 公式HP
https://www.gloken.net/jp/kwc/

 

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