構造材 JWOOD | WOODONE 非住宅・商環境部材 /facility 無垢材をはじめとする店舗・オフィス・公共施設・文教施設・宿泊施設などの商環境向けの建材メーカー Tue, 10 Sep 2024 01:47:30 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.5.3 〈JWOOD使用現場〉 りらく事業所 /facility/case/enterprise_place_riraku/ Thu, 08 Aug 2024 04:56:21 +0000 /facility/?post_type=case&p=18559 木調サイディングの貼り分けと、大きく2階外壁をオーバーハングさせた格好の良い外観を持つ、就学児向け 学童保育の放課後等デイサービスの事業所です。 児童の様々な活動をサポートする、広々とした学習室と個室形式の学習コーナー、…

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木調サイディングの貼り分けと、大きく2階外壁をオーバーハングさせた格好の良い外観を持つ、就学児向け
学童保育の放課後等デイサービスの事業所です。
児童の様々な活動をサポートする、広々とした学習室と個室形式の学習コーナー、パソコンルーム、遊戯室が、
活動による音に配慮し、1階の「静の部屋」と2階の「動の部屋」にエリア分けして配置されています。
また、それぞれの活動場所は完全に壁で仕切るのではなく、職員の目も行き届く様にオープンにされています。
このオープンな大空間の確保にJWOOD工法の特徴が活かされ、1階は最大スパン7.4m、2階は途中に150角
サイズの柱2本で強度を補いながら9.4mスパンを実現しています。

 

物件概要

用途:保育所

規模:1階床面積 119.08㎡(36坪) / 2階床面積 117.5㎡(35.5坪)

竣工:2022年2月

建築地:広島県広島市

 

建物外観

木調サイディングの貼り分けと、大きく2階外壁をオーバーハングさせた格好の良い外観

 

 

建物内観

動の部屋(2階・遊戯室):平均天井高3.9m、最大壁線距離9.4mの大空間を実現しています。

 

現しになったJWOODの柱は綺麗にサンディングされ、ここに児童の遊具が吊るされます。

静の部屋(1階・学習室):エントランスを入ると右側に事務室、左奥側に広々とした学習スペースがあります。
7.4mスパンの学習スペースに壁の仕切りは設けず、事務室から見渡せるような大空間となっています。

学習スペースの奥には絵本棚が配置され、小上がりの段に腰掛けて本と戯れることが出来ます。

 

構造的なポイント

動の部屋(2階・遊戯室):勾配天井を梁成450mm/梁幅150mmの登り梁と、途中の直行方向の梁、2本の150角の柱で強度を確保し、平均天井高3.9m、最大壁線距離9.4mの大空間を実現しています。

 

プランの特徴

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〈JWOOD使用現場〉 リバプール・フットボール・センター・川崎 /facility/case/futsal/ Mon, 22 Apr 2024 07:08:01 +0000 /facility/?post_type=case&p=17666 神奈川県川崎市の富士見公園に隣接した敷地に建つ、フットサルコートのためのクラブハウスです。 STRONG ONE 工法の一方向ラーメンフレームを採用し、2階建て部分は無柱空間とするとともにフットサルコートに面した長手側に…

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神奈川県川崎市の富士見公園に隣接した敷地に建つ、フットサルコートのためのクラブハウスです。

STRONG ONE 工法の一方向ラーメンフレームを採用し、2階建て部分は無柱空間とするとともにフットサルコートに面した長手側に対し開放的な計画となっています。

こちらは、株式会社ウッドワンが大橋好光東京都市大学名誉教授の指導のもと、国交省『住宅・建築物技術高度化事業』に採択され開発した、JWOOD LVL の柱梁に鋼板を挿入し、部材同士をボルトで接合する木質ラーメン構造システム『STRONG ONE 工法』を採用した第一号の建築で、ビルディングランドスケープ(芝浦工業大学教授 山代悟氏 共同主宰)が意匠設計されたものです。

画像提供:ビルディングランドスケープ

撮影:新良太

 

物件概要

建築設計:山代悟+ビルディングランドスケープ

内装設計:二ツ木 玄 + 吉田 佑介

構造設計:株式会社ウッドワン一級設計事務所

構造システム共同開発:大橋 好光 東京都市大学名誉教授

用途:事務所

階数・構造:地上2階建て / STRONG ONE 工法

規模:建築面積 211.04㎡(63.8坪) / 延床面積 208.67㎡(63.1坪)

竣工:2023年11月

建築地:神奈川県川崎市

 

建物外観

STRONG ONE 工法の特長を活かし、フットサルコートに面した長手側に対し開放的な計画となっています。

 

 

屋外のデッキスペースや屋上のテラスからの観戦も楽しめます。

外観_08_01

外観_08_02

 

建物内観

受付・事務室・待合室:構造の木色と赤のコントラストがとても美しく、クラブハウスの待合室と思えないような快適な癒し空間になっています。

 

待合室:フットサルコートに対して開口部が大きく開かれ、デッキスペースまで一体化した開放的な空間です。

内観_08_01

内観_08_02

 

プランの特徴

STRONG ONE 工法の一方向ラーメンフレームを採用し、2階建て部分は無柱空間とするとともに、フットサルコートに面した長手側に対し開放的な計画となっています。

 

金物納まり・施工

挿入鋼板はJWOOD LVLの端部にプレセットしており、挿入鋼板のエンドプレート同士をボルト接合にて施工します。

接合部が鉄骨造となるため、中大規模木造に熟練した施工者に限らず鉄骨造の経験のある施工者であれば容易に施工が可能なシステムです。

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〈JWOOD使用現場〉 事務所 /facility/case/office-3/ Thu, 28 Mar 2024 05:07:55 +0000 /facility/?post_type=case&p=17040 見晴らしの良い景色に開口が大きくが開かれ、木の癒しを感じる大空間を備え持った加工メーカー様の事務所です。 日常的な業務を行う事務所や打合せスペースにカフェスペースも併設され活き活きと仕事に取り組めそうです。 大きく開かれ…

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見晴らしの良い景色に開口が大きくが開かれ、木の癒しを感じる大空間を備え持った加工メーカー様の事務所です。

日常的な業務を行う事務所や打合せスペースにカフェスペースも併設され活き活きと仕事に取り組めそうです。

大きく開かれた開口部からは、内と外の中間領域の軒下空間を介して広々とした外部のコミュニケーションデッキに

繋がり、癒しと心地よさを増しています。

建物は長方形の平面形状をしていますが、コスト面に配慮し、階高3mと4mの2種類のゾーンに分かれています。

階高4mのゾーンは小屋組みを現しとした勾配天井になっており、JWOOD150幅材&140E材を使用して8m梁を飛ばし、

軒先の持出し梁としての役割も担っています。

 

物件概要

用途:事務所

規模:延床面積 262.8㎡(79.5坪) 平屋建て

竣工:2023年5月

構造計算:許容応力度計算

建築地:島根県松江市

 

建物外観

高台に建てられ街並みを見渡せる様に計画された、デザイン性と心地よさを合わせ持ったスタイリッシュな建物です。

建物

 

見晴らしの良い景色に大きく開かれた開口部からは、内と外の中間領域の軒下空間を介して広々とした外部のコミュニケーションデッキに繋がり、癒しと心地よさを増しています。

 

コミュニケーションデッキの奥行2mの軒下空間は、JWOOD150幅材&140E材を使用して建物内部から梁材を軒下に持ち出し、無柱の軒先を実現しています。

 

建物内観

木の癒しを感じる事務所・打合せスペースです。

階高4mのゾーンは小屋組みの構造を現しとした勾配天井になっており、JWOOD150幅材&140E材を使用して大空間を実現しています。

 

仕切り壁のないオープンな打合せスペースや、カフェスペースも併設され活き活きと仕事に取り組めそうです。

内観_08_01

内観_08_02

 

プランの特徴

図面

 構造的なポイント

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事務所 / カフェスペース

JWOODの強度を活かし、150角の柱と150幅・140E材の梁による連続する架構で最大スパン8mの大空間を実現しています。コストと柱の小径を考慮して、階高3mのゾーンは105角、階高4mのゾーンは150角の柱を使用しています。

 

 

 

 

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構造材 JWOOD&JWOOD 工法について /facility/lineup/aboutjwood/ Fri, 29 Mar 2024 01:59:51 +0000 /facility/?post_type=lineup&p=17155 構造材 JWOODとJWOOD工法の特長 強度に優れ、中大規模木造建築の可能性を拡大する構造材 JWOODとJWOOD工法。特長を動画で詳しく解説しています! バラつきの少ない安定した品質 ニュージーランドの大地で植林さ…

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構造材 JWOODとJWOOD工法の特長

強度に優れ、中大規模木造建築の可能性を拡大する構造材 JWOODとJWOOD工法。特長を動画で詳しく解説しています!

バラつきの少ない安定した品質

ニュージーランドの大地で植林され、30年で成木となったパイン材は計画的に伐採されます。
一定の長さにカットされたパイン材の丸太を大根のかつら剥きの要領で切削し、ドライヤーでしっかりと乾燥させます。
厚さ約4mmに切り出された単板は、弱点となる部分が切り落とされ、1枚ごとにその強さが測定されます。
強さに応じてランク分けされた単板は、製造する材の性能に合わせて選定されてJWOOD LVLが作られます。
所定の強さを確保できるものだけが選ばれ作られたJWOOD LVLは、内部までしっかりと乾燥させ、
積層接着することで個々の単板の性能が平均化され、バラツキの少ない安定した品質の構造材を作ることが可能となります。
JWOOD LVLは、木材固有の弱点を克服した、理想的な木質材料といえます。

 

内部までしっかり乾燥

JWOOD LVLは単板の段階でしっかりと乾燥させるため、
内部まで低い含水率を維持できる乾燥材といえます。
無垢材(乾燥材)は断面の周辺は乾燥していますが、
中心部までは乾燥が行き届かず、含水率が高くなっています。
一方、JWOOD LVLは周辺部・中心部共に低い含水率を維持し、
「平衡含水率」を大きく下回る含水率を内部まで均一に維持できるため、
安定した強度を発揮することができます。

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【大気中の平衡含水率とは】
“含水率”とは木材中の水分量のことで、水分の吸収と排出のバランスが取れる含水率を『平衡含水率』といいます。
平衡含水率は季節・気温・湿度などによって異なりますが約15%前後で、
材料の内部が高い含水率の場合、建築後に平衡含水率に向かって乾燥し、反りややせが起こり問題となります。
JWOOD LVLは20枚以上の単板を積層接着することで、含水率の変化による寸法変化を抑えるとともに、
乾燥状態から徐々に平衡含水率に近づいていくことで、材同士の噛み合わせはより強固になります。

 

長期的な寸法安定を実現

建物の高気密・高断熱化が求められる現在、寸法変化の少ないLVLを用いることで木材の収縮による伱間を作らず、高性能な建物を長期的に維持することができます。日本独特な四季のある気候や湿度の変化にも左右されず、今後何十年という長い間安定した品質の家を維持するためには、構造材や土台に長期的に寸法が安定している材を使用することがとても重要になります。

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バラつきの少ない安定した強度

木材は節や木目などにより1本1本異なった表情を楽しむことができる反面、材の硬さや強さは大きく異なります。
特に無垢材は木味を最も味わうことができる材料であると同時に、バラツキの最も大きい材料でもあります。
LVLや集成材などに代表されるエンジニアリングウッド※は、それら木材特有の弱点を克服し、材料の硬さや強さが明らかにされた材料なのです。
材料性能のバラツキは構成する要素の数が増えるほどに小さくなると考えられており、20層以上の単板を積層接着するJWOOD LVLは最もバラツキの少ない木材の一つといえます。
※エンジニアリングウッド:JASの認定材料に代表される工学的に性能が明らかにされた木質材料の総称。

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基準強度を上回るめり込み強度

JWOOD LVLは、無垢材や集成材などに比べてめり込みに対する高い性能を発揮します。
平使い・縦使い共に建築基準法で定められためり込み強度を大きく上回ったことを確認しています。
建物全体を支える土台がめり込めば建物全体が傾くことに繋がります。JWOOD LVLは長期間にわたりしっかりと建物を支えます。

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JAS認定に裏付けされた安心の強さ

木材は建築基準法とJAS(日本農林規格)でその性能が定められています。JWOOD LVLはトータルで高い強度が与えられていますが、特に梁の折れにくさを表す曲げ強度やせん断強度で他の材料の10~20%ほど高い数値が与えられています。
JWOOD LVLの特徴である安定した性能が高い材料強度を実現し、エンジニアリングウッド※としてのJAS認定が高強度で信頼性の高い設計を可能にします。

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在来軸組工法の弱点を克服した新しい軸組工法

かつての日本の建物は、大黒柱など比較的大きな断面の材料を多用した構造だったため、
接合用に木材を欠き込んでも安全性が確保できていました。
しかし、経済性の問題やプレカットの普及により、今では必要最低寸法の材料で建築することが多くなっています。
そこで、私たちは材への欠き込みを最小限に抑え、
JWOOD LVLの特性を最大限に活かすことのできる金物接合を採用し、
長い間安定した耐震性を維持できる建物づくりを実現しました。

専用金物による高強度の接合部

建物に使われる梁は床や屋根の重さを支えます。梁が折れないことが確認されれば、その重さは梁の端部にある金物で支えることになります。
特に梁の上に柱や壁が載る場合には、2.0〜3.0t以上もの重さを端部の接合部で支えなくてはなりません。
JWOOD工法の接合部は伝統的な在来軸組工法の接合部と比較して、最大耐力で約1.5倍もの強度を発揮しました。接合部が強く、硬いことで骨太な構造体を作ることができるのです。

 

基礎と柱を、柱芯で直結する金物

在来軸組工法で広く使われている柱側面に取付けるホールダウン金物は、
地震や台風により揺れる方向によっては柱が浮き上がったりボルトが曲げられたりしてしまうことが指摘されています。
JWOOD工法では大きな力がかかる1階柱の柱脚に、鉄筋コンクリートの基礎と直結する基礎引きの金物を柱の中心に配置します。
金物は柱の中心に設置されるので、地震や台風による揺れがどの方向から襲ってきても確実に性能を発揮します。

 

内部まで乾燥しているから接合金物は長期的にもしっかり緊結

製材後も木材はその季節・地域ごとの平衡含水率に合わせて水分の吸排出を繰り返します。
乾燥が行き届いていない木材は水分を排出することで材が痩せ、クロスの亀裂や床のキシミ、最悪の場合には接合金物の緩みを引き起こす恐れがあります。
JWOOD LVLは内部まで十分に乾燥された材料なので、水分の排出による痩せや接合部の緩みを起こさず、
逆に平衡含水率に向かって僅かに膨張することで金物との密着性が増し、より強固に接合されるようになるのです。

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亀裂の心配もないJWOOD LVL

集成材は厚さ2.5cm程度の挽板(ラミナ)を重ね合わせて作られるため、それぞれの層は無垢材と変わりません。
そのため、乾燥による僅かなクラックが組み合わさって大きな亀裂に発展したり、小さなクラックから水分が入って材や接合部の耐力を低下させる恐れもあります。
一方、JWOOD LVLの単板は厚さ4mmと薄く、1枚の寸法変化はごく僅かです。また単板を20枚以上重ねて作られるため、単板同士が動きを拘束し合って高い寸法精度を維持しています。
JWOOD工法の接合部は経年変化による耐力の低下を許さず、長い間安定した構造性能を維持することが可能なのです。

 

JWOOD LVLと専用金物よる最強タッグ

JWOOD工法の接合部は金物と木材を “ドリフトピン” や “パイプピン” と呼ばれる鋼製のピンで接合します。
JWOOD LVLはこれらの接合具のめり込みに対して高い性能を発揮します。層数の多さがバラツキを最小に抑え、硬く、強く、安定した性能を持つ接合部を実現しています。
また、硬く強い接合部は大地震だけでなく、その後に頻発する強い余震でも緩みません。
JWOOD LVLと金物の組み合わせは正に最強タッグと言えるのです。

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地震の揺れでもしっかりと釘を保持

耐震性の要である耐力壁のほとんどは、地震に対して釘がぬけないことで抵抗しています。
そのため住宅の耐震性には「釘の保持力」が大きく影響しているのです。JWOOD LVLはベイヒバやベイツガの土台に対しておよそ1.4倍の釘の保持力を発揮しました。
釘の保持力が高いJWOOD工法の住宅は大地震やその後の余震でも高い耐震性を維持できるのです。

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「腐らない」「シロアリ」にも負けない 建物づくりを実現する高耐久性部材JWOOD EX

日本独特の気候風土に適し、職人の高い技術力と経験から日本人は長く木造建築物に慣れ親しんできました。特に“檜の家”を建てることは日本人にとって一つのステータスにもなっていました。
檜は香りが高く、芯に赤みを帯びた部分が害虫を寄せ付けないため、家を長持ちさせる上でも好まれてきた材料といえます。
近年では赤みを帯びた良質な檜材の確保が難しいこと、建築基準法で「地面から高さが1m以内にある柱や土台に防腐防蟻措置をしなければいけない」などが定められていることから、ほとんどのケースは工場や建築現場で薬剤処理をすることで耐久性を確保しています。
私たちは工場で薬剤を乾式注入したJWOOD EX材をつくりました。
JWOOD EXを使用し、住宅性能表示制度の劣化対策等級3に対応した住宅には75~90年以上の耐久性が認められています。
耐震性と耐久性のどちらにも優れたJWOOD工法が建物の長寿命化を実現します。

 

乾式注入材JWOOD EX

【シロアリに強い防蟻処理】
建築基準法では「構造上主要な部分である柱、筋かい及び土台のうち、地面から1m以内の部分には有効な防腐措置を講ずるとともに、必要に応じてしろありその他の虫による害を防ぐための措置を講じなければならない(法第49条第2項)」と定められています。この薬剤処理には、高圧で注入する乾式注入、液に漬ける湿式注入そして現場で塗る現場塗布などの方法がありますが、従来の木造建築物では、建築時に薬剤を現場で塗布することで対応してきました。しかし、薬剤の水分が蒸発する際に薬剤の成分も少しづつ失われ、10年程度で効果がなくなってしまいます。JWOODEXは高圧で材の中心部まで注入する乾式注入方式なので、半永久的に薬剤の効果が持続します。

【75〜90年の耐用年数を誇る品質】
JWOOD EXに注入されている薬剤はJASの性能区分でAQ2種(K3相当)に該当し、住宅の土台や屋内湿潤下で20年の耐久性基準を満たした(財)日本住宅・木材技術センターの認証を受けた優良木質建材(AQ認証品)です。さらに、1階の外周部分にJWOOD EX材を使用した住宅は、住宅性能表示制度の「劣化対策等級3」の基準を満たしていると認められ(社)日本建築センターの住宅型式性能認定を取得。耐久性の高い材料の組み合わせと適切なメンテナンスで、住宅として75〜90年の耐久性が認められた材料といえます。

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【F☆☆☆☆の安全性】
完成した建では目に見えない構造材も、シックハウスの原因物質となるホルムアルビでドの放散量が最も少ない最高レベルのF☆☆☆☆材を使用することが、『健康な建物造り』のためには大変重要なのです。
JWOOD LVLはF☆☆☆☆をすべての製品で取得しています。

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すべてのJWOODにF☆☆☆☆のマークが刻印されています。

 

シロアリに強い防蟻処理

木造建築物には地震や台風以外にシロアリの被害が大きな問題になることがあります。
日本古来の「ヤマトシロアリ」や「イエシロアリ」、外国から日本に入ってきた「アメリカカンザイシロアリ」が勢力を拡大しています。

建築基準法には「地上から高さ1m以内の材料には防腐・防蟻のための薬剤を塗布すること」と定められており、
ほとんどの木造建築物では、建築時に薬剤を現場で塗布することで対応してきました。
しかし、外来種のシロアリは薬剤が塗布された表面を食い破って内部の木材を食べるため、表面だけの薬剤塗布はほとんど意味がありません。
JWOOD EXは防腐防蟻薬剤が加圧注入されており、中心部までしっかりと薬剤が浸透しており、シロアリの食害に強い材料です。

 

実証された高い防腐防蟻性能

シロアリの生息地域として有名な鹿児島県吹上浜で木杭の屋外試験を実施しました。
JWOOD EXは中心部まで薬剤が浸透しているため、高い耐久性を発揮しました。
私たちはJWOOD EXを用いた工法がすぐれた耐久性を持っていることを証明するため、(財)日本住宅・木材技術センターのAQ認証及び(社)日本建築センターの住宅型式性能認定【劣化の軽減に関すること】を取得しています。

【シロアリ対策には防腐防蟻処理が有効】
防腐防蟻処理は施された木材をつかうかどうかで、
また、その木材も薬剤が中芯まで注入されているかによって、建物の耐用年数は変わってきます。
さらにシロアリ被害が発見された後に処理を施すとなると、費用も随分とかかります。

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安心安全な注入薬剤

JWOOD EXシリーズに注入されている薬剤は安全性の高いニッサンクリーンCIです。
薬剤の安全性は、ラットを対象にした急性経口毒性試験(※)で食塩と同程度と確認されています。
※急性経口毒性試験:被験物質をラットに1回のみ一定量を口から投与し、その後2週間に渡り動物の様子などを観察します。
一般に用いられる指標は、50%の被験動物が死亡する容量(LD50)であり、数値が小さい方が急性毒性が強いことを表しています。

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人があつまる空間にも安心の接着剤

【接着剤の性能】
接着剤には樹脂系の様々な種類がありますが、JWOOD LVLにはフェノール樹脂と呼ばれる接着剤が使われています。自然環境や衝撃に対する性能が高く、最も厳しい使用条件である「使用環境A」での使用が認められた接着剤のひとつと言えます。
これにより、地震や台風、高温の夏や厳寒の冬でも1年を通して日本全国で優れた性能を発揮します。

【接着剤の耐久性】
フェノール樹脂接着剤は100年以上昔のヨーロッパで集成材用の接着剤として生まれました。当時の集成材建物のうち、現存する建物では接着層の問題は見られません。理論的には300年以上の耐久性を持った接着剤だと言われているので、これから長い間大切な建物をしっかりと守るためには充分なスペックです。

【接着剤の安全性】
フェノール樹脂接着剤は熱を加えることで硬化するため、JWOOD LVLは高温のホットプレスで長時間圧締を行います。この時、接着剤中に残った未反応のホルムアルデヒドのほとんどは接着剤から揮発するため、JWOOD LVLの接着層からホルムアルデヒドはほとんど放散されません。そのためフェノール樹脂接着剤のホルムアルデヒドの放散量は、ユリア樹脂接着剤やメラミン・ユリア接着剤と比べると、ゼロに近いレベルまで低くなっています。

 

トレーサビリティ(履歴情報の追跡)

私たちは植林、伐採、製材、加工、出荷までJWOOD LVLに関わる全ての工程を一貫して行っています。
それら植林から出荷に至る一連の履歴情報は、1本1本の材に印字された14桁の数字によって記録・保管されます。
JWOOD LVLは全ての材料について、いつどこで作られ、加工された材料なのか説明することができます。
材料のトレーサビリティが厳しい品質管理を可能にし、安心・安全な材料のご提供を実現しています。

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一本一本に14桁の数字が印字され、トレーサビリティが管理されています。

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プランのご相談などはお問い合わせフォームか、ウッドワン構造システム営業部【TEL:050-9000-3352】までご連絡ください。

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JWOOD150幅&140Eシリーズ【構造材 JWOOD】 /facility/lineup/jwood_140eseries/ Wed, 27 Mar 2024 09:47:15 +0000 /facility/?post_type=lineup&p=16839 JWOOD150幅&140Eシリーズで、「大スパン、大架構」を実現 鉄骨造が得意な空間は?一般的な木造が苦手な空間は? ■6mを超える大スパン例)7.28m(8P)の教室空間や事務所空間、8.19m(9P)の屋根架構 ■…

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JWOOD150幅&140Eシリーズで、「大スパン、大架構」を実現

鉄骨造が得意な空間は?一般的な木造が苦手な空間は?

■6mを超える大スパン
例)7.28m(8P)の教室空間や事務所空間、8.19m(9P)の屋根架構

■2層を貫く大きな立体空間ボリューム(立体架構)
例)アトリウム等

 

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|鉄骨造が得意な空間の例

これらを木造で実現する為には、高い曲げ剛性を持つ大きな梁断面(※1)
座屈しにくく、高耐力の大きな断面、高い曲げヤング係数の部材となり、大断面部材の様な特殊部材が必要となります。

しかしながら、大断面部材を用いると材料、金物、加工(※2)が特殊となりコストアップとなったり、
高い曲げヤング係数の部材は、原材料のラミナや単板が少なく、受注生産品が多く高価です。

その結果、木造で建築するメリットが半減してしまいがちです。

※1:床8Pスパンとすると、105×510程度必要
※2:一般的なプレカット工場の加工機能力
   柱 最大150角 梁 最大150×450程度

JWOOD150幅 & 140Eシリーズの仕様と性能比較

■一般的なプレカット加工機で加工できる最大寸法
幅150、梁成450に加え梁成600までをレギュラーでラインアップ

■140Eの高ヤング部材

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『木造大空間』をコストに配慮しつつ実現

JWOOD150幅 & 140Eシリーズの強度を活かすことで、建物内部の高さ・幅ともに開放感のある『木造大空間』を実現することができます。
サ高住の事例では、1、2階を包み込む大スパンの空間を実現し、2層を貫く大きな吹抜けを実現します。
これにより、サ高住の施設を思わせない素敵な空間と、
運用面においても1階から2階の様子が伺えるといった効率の良さを実現することが可能となっています。
さらに、鉄骨造と比べて必要地耐力が4分の1程度のため、基礎や杭などの地盤補強にも大きなコストメリットがあります。

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プランのご相談などはお問い合わせフォームか、ウッドワン構造システム営業部【TEL:050-9000-3352】までご連絡ください。

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B種LVLパネル柱【構造材 JWOOD】 /facility/lineup/jwood_blvl/ Wed, 27 Mar 2024 10:48:34 +0000 /facility/?post_type=lineup&p=16908 B種LVLパネル柱が、壁の少ない開放的な木造大空間を実現 B種LVLパネルとは、どんな部材? B種LVLとは一定量の直交層を配置したLVLです。これにより、反りにくく寸法安定性に優れた高強度部材とすることができます。 &…

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B種LVLパネル柱が、壁の少ない開放的な木造大空間を実現

B種LVLパネルとは、どんな部材?

B種LVLとは一定量の直交層を配置したLVLです。これにより、反りにくく寸法安定性に優れた高強度部材とすることができます。

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B種LVLパネル柱の必要最小限の配置で、開放感のある大空間を実現

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B種LVLパネル柱を高強度耐力壁とするためのポイント

高倍率のB種LVLパネル柱での耐力壁を構成するために、以下の4つのポイントをウッドワン独自の構造解析と実験により実現しました。

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B種LVLパネルを活用した建築事例

株式会社 伊東豊雄建築設計事務所の設計による、木造2階建で壁の少ない大きな吹抜けのある大空間の建築物です。
その構造体として大空間の木造化に対応すべく開発した、柱と高性能耐力壁を兼ねたB種LVLパネル柱を使用し、
大きな吹抜けと建物内部の開放的な大空間を実現しています。

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<ウッドワンプラザ金沢>

建築地  石川県野々市市(多雪1.0m区域)
用途   展示場および事務所の複合用途
規模   建築面積:294.42㎡(89坪) 延床面積:499.22㎡(151坪) 2階建
建築設計 株式会社 伊東豊雄建築設計事務所
構造設計 株式会社 ウッドワン一級建築士事務所
主要構造 柱および梁: A種LVL 鉛直構面: B種LVL 水平構面: CLT

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STRONG ONE 工法【構造材 JWOOD】 /facility/lineup/jwood_strong-one/ Wed, 27 Mar 2024 10:49:03 +0000 /facility/?post_type=lineup&p=16930 高耐力フレームを活用したSTRONG ONE 工法が実現する空間作り STRONG ONE 工法の開発背景 CO2の固定化や建物の長寿命化、こういったことから環境配慮への様々な施策が行われ、公共事業や非住宅の木造化が進ん…

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高耐力フレームを活用したSTRONG ONE 工法が実現する空間作り

STRONG ONE 工法の開発背景

CO2の固定化や建物の長寿命化、こういったことから環境配慮への様々な施策が行われ、公共事業や非住宅の木造化が進んでいます。
また、大地震に対する耐震性や、熟練工の高齢化などによる職人不足など、建築業界では、様々な課題を抱えています。

この様な課題に対応すべく、木造でありながら大空間を確保し、スケルトン・インフィルを実現することで
用途変更も自在に行える中大規模木造を実現することや、耐震性の高い建物、画一化され現場施工性の高い合理的な建築物が求められます。
これらの実現のために、ウッドワンでは平成30年度の国交省による『住宅・建築物技術高度化事業』に応募・採択され、『木材・木質部材を活用した高性能接合部の技術開発』を行って参りました。
開発のポイントは、事務所・店舗・共同住宅・老健施設・学校・保育所といった建築物の柱割りや、想定最大スパンを達成し、
『従来であれば、鉄骨造で計画されている建物を、STRONG ONE  工法で建てられること』、これを前提に開発を行いました。

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STRONG ONE 工法 技術開発の概要

高性能なモーメント抵抗接合システムによるラーメン構造を用いることで壁・柱を少なくし、
用途変更やリノベーションに対応させたスケルトン・インフィルを実現可能にします。

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納まり詳細

接合部は、木材破壊を排除し、挿入鋼板を先行降伏させ靭性に富んだ、高耐力・高靱性のモーメント抵抗接合部としています。
施工は、挿入鋼板はJWOOD LVLの端部にプレセットしていますので、挿入鋼板のエンドプレート同士を高力ボルト締付け接合にて行います。

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STRONG ONE 工法を活用したモデルプラン

法22条区域に建ち、
1階を店舗及び事務所エントランス、2、3階を貸し事務所として、
耐火要求のないその他建築物での計画としています。
JWOOD LVLの150×600の柱をL字型を基本に配置し、
同じく150×600の梁をかけて二方向ラーメンの構造形式としています。
耐震壁が不要なため、外周部に開放的な開口部を計画でき、
また室内においても耐震壁のない構造になっており
室内レイアウトの自由度が上がる計画になっています。

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設計:ビルディングランドスケープ

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\STRONG ONE工法について、前編と後編にわけて動画で詳しく解説しています!ぜひご覧ください。/

 

プランのご相談などはお問い合わせフォームか、ウッドワン構造システム営業部【TEL:050-9000-3352】までご連絡ください。

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〈JWOOD使用現場〉 部室・トレーニング・多目的棟 /facility/case/club_room/ Fri, 26 Aug 2022 07:00:33 +0000 /facility/?post_type=case&p=14642 建物は、中央部の部室棟(2階建て)の左右に多目的棟(平屋)とトレーニング棟(平屋)を組み合わせたコの字型の平面形状となっています。各棟の境界にはRC造の階段室があり、エキスパンションジョイントにて接続しています。 トレー…

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建物は、中央部の部室棟(2階建て)の左右に多目的棟(平屋)とトレーニング棟(平屋)を組み合わせたコの字型の平面形状となっています。各棟の境界にはRC造の階段室があり、エキスパンションジョイントにて接続しています。

トレーニング棟ではJWOODの強度を活かし、150角の柱と150幅・140E材の梁による連続する架構で最大スパン9.5mの木質感溢れる大空間を実現しています。

大スパンを木造提案で実現した構造設計対応力と構造材メーカーとしての強度、断面寸法などの材料対応力、プレカット出荷までの加工対応力といった総合的な対応力をご評価頂くことが出来ました。

 

物件概要

用途:文教施設

規模:1891.33㎡(571坪)2階建て

部室棟:938.600㎡(283坪)/トレーニング棟:467.030㎡(141坪)/多目的棟:422.807㎡(128坪)

RC階段室:62.89㎡

竣工:2022年8月

構造計算:許容応力度計算

建築地:山口県山陽小野田市

 

建物外観

中央部の部室棟(2階建て)の左右に多目的棟(平屋)とトレーニング棟(平屋)を組み合わせたコの字型の平面形状となっています。

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建物内観

トレーニング室

JWOODの強度を活かし、150角の柱と150幅・140E材の梁による連続する架構で、最大スパン9.5mの木質感溢れる大空間を実現しています。

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ダンスルーム

JWOODの強度を活かし、150角の柱と150幅・140E材の梁による連続する架構で最大スパン9.5mの木質感溢れる大空間を実現しています。

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部室棟1、2階廊下

天井面のトップライトと2階床面の部分ガラス貼りが採光とデザイン性のアクセントになっています。

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部室内部

下地をそのまま現しにしたワイルドな仕上げ

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多目的・会議室 9.5mスパンの大空間

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和室

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プランの特徴

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構造的なポイント

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トレーニング室

JWOODの強度を活かし、150角の柱と150幅・140E材の梁による連続する架構で最大スパン9.5mの大空間を実現。

 

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階段室(RC造)

各棟の境界にはRC造の階段室があり、エキスパンションジョイントにて接続しています。

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〈JWOOD使用現場〉トレーニングジム /facility/case/training_gym/ Wed, 27 Jul 2022 23:07:30 +0000 /facility/?post_type=case&p=14468 強靭で無機質なトレーニング機器にマッチしたダイナミックな建物に木製フェンスを設置した、デザインバランスに優れた外観デザインです。 室内は、金属製のトレーニング機器のフレームやプレートと、木製トラス梁の幾何学的な骨組みのイ…

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強靭で無機質なトレーニング機器にマッチしたダイナミックな建物に木製フェンスを設置した、デザインバランスに優れた外観デザインです。

室内は、金属製のトレーニング機器のフレームやプレートと、木製トラス梁の幾何学的な骨組みのイメージがバランス良くマッチしています。

フィットネスルームの無柱大空間を確保するために、約10メートルスパンのトラス下弦梁を13ヶ所配置しており、大スパンの確保は勿論のこと、トラスの木組みが意匠的な魅力にもなっています。

 

物件概要

用途:スポーツ練習場

規模:延床面積_472㎡(143坪) 平屋建て

竣工:2019年4月

構造計算:許容応力度計算

建築地:大分県佐伯市

 

建物外観

強靭で無機質なトレーニング機器にマッチしたダイナミックな建物に木製フェンスを設置した、デザインバランスに優れた外観デザインです。

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建物内観

金属製のトレーニング機器のフレームやプレートと、木製トラス梁の幾何学的な骨組みのイメージがバランス良くマッチしています。

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プランの特徴

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構造的なポイント

フィットネスルームの無柱大空間を確保するために、約10メートルスパンのトラス下弦梁を13ヶ所配置しています。大スパンの確保は勿論のこと、トラスの木組みが意匠的な魅力にもなっています。

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〈JWOOD使用現場〉 住宅会社社屋 /facility/case/housebuilder_office/ Tue, 28 Jun 2022 01:00:26 +0000 /facility/?post_type=case&p=14314 オーバーハングさせたバルコニーをロの字型に囲った斬新なファサードを持つ住宅会社様の新社屋です。 日常的な業務を行う2階の執務室は、現しの柱・梁の構造材や壁面の木製書棚など木質感に溢れる開放的な気持ちの良い空間となっていて…

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オーバーハングさせたバルコニーをロの字型に囲った斬新なファサードを持つ住宅会社様の新社屋です。

日常的な業務を行う2階の執務室は、現しの柱・梁の構造材や壁面の木製書棚など木質感に溢れる開放的な気持ちの良い空間となっていて、周りと良いコミュニケーションを取りながら仕事が進められそうです。

執務室の勾配天井の大空間は、中央付近に5x6mピッチで配置した4本のJWOOD150角柱と150x450㎜の梁材で実現しています。

 

物件概要

用途:事務所

規模:1階床面積 338.5㎡(102坪) / 2階床面積 362.6㎡(110坪)

竣工:2022年4月

構造計算:許容応力度計算

建築地:岡山県岡山市

 

建物外観

ガルバリウムの外壁と軒下木質貼りで囲んだ2階バルコニーを1.6mオーバーハングさせた斬新なファサード

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建物内観

執務室(2階)

現しの柱・梁の構造材や壁面の木製書棚など木質感溢れる開放的な気持ちの良い空間で仕事ができます。勾配天井の大空間は中央付近に5x6mピッチで配置した4本の柱と150x450㎜の梁材で実現しています。

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多目的ホール(1階)

上質なインテリアで仕立てられ、イベント会場やライブラリーなど色々な使い方が出来る利便性の高い大空間です。

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商談室(1階)

多目的ホールに2つの商談室が隣接しています。天然木の家具、塗り壁、照明などの上質な設えの中で、これからの住まいを安心して相談できそうです。

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会議室(1階)

種類の異なる木目を上手く使いこなし、落ち着いた空気が漂います。

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打合室(1階)

広々としたスペースに、複数の打合せテーブルが配置されています。

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プランの特徴

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構造的なポイント

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執務室(2階)

勾配天井は登り梁を用いて、束の本数を最小限にすることで、大空間を演出しています。また、屋根の水平剛性を確保するために鉄筋ブレースを用いています。

 

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多目的ホール(1階)

5.8mのスパンを、柱荷重がない箇所は150幅140E材の梁成360㎜で対応。2階の大空間を支えている2階柱を受ける箇所は150幅140E材の梁成450㎜を用いて対応しています。

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